補助金・金利・土地・住宅価格のリアル
「家づくり、まだ先でいいかな」
「金利が落ち着いてから考えよう」
そう思って様子見をしている方は、決して少なくありません。
実際、ご相談の中でも「もう少し状況を見てから…」という声はよく聞きます。
ただ、2026年以降の住宅事情を冷静に見ていくと、
“待つことが一番安全”とは言い切れない状況になっているのも事実です。
今回は、福岡エリアで注文住宅を検討している方に向けて、
なぜ「今から動き出す人の方が結果的に得をしやすいのか」を、
補助金・金利・土地・住宅価格の視点から正直にお伝えします。
2026年以降、住宅ローン金利はどうなる?
2026年以降の住宅ローン金利については、
上昇傾向が続く可能性が高いという見方が一般的です。
背景にあるのは、日銀の金融政策の転換です。
長く続いた超低金利政策は見直しの段階に入り、
- 政策金利の引き上げ
- 長期金利の上昇
- 銀行の基準金利の見直し
といった動きが、すでに現実として起きています。
変動金利はまだ低水準に見えるものの、
「このままずっと今の水準が続く」と考えるのは、少し楽観的かもしれません。
固定金利(フラット35など)はすでに上昇しており、
住宅ローン全体に“上がる方向の圧力”がかかっている状態です。
金利は「下がるのを待つもの」ではなく、
ライフプランに合わせて、選び方とタイミングを考えるもの
という考え方が、これからはより重要になってきます。
2026年も住宅補助金は出る見込み。ただし内容は変わる
2026年も住宅補助金が出る見込みではありますが、
内容は2025年から引き継がれつつも、制度の中身は確実に変わっています。
2026年(令和8年度)は、
2025年の「子育てエコホーム支援事業」を引き継ぐ形で、
新たな住宅補助金制度が実施される方向で整理されています。
ここで注意したいのは、
補助金を受けられる対象の幅は広がった一方で、
1戸あたりの補助金額は引き下げられているという点です。
例えば、GX志向型住宅の場合、
2025年は最大160万円/戸だった補助額が、
2026年は九州エリアでは110万円/戸に引き下げられることが決まっています。
補助金がなくなったわけではありませんが、
「待てば条件が良くなる」という状況ではなくなっています。
補助金は“性能+スピード”がそろって初めて使える制度
2026年の住宅補助金は、
断熱性能など一定以上の基準を満たした家づくりが前提となっています。
これは「条件が厳しくなった」というより、
これからの家づくりのスタンダードが、より高性能な住宅へ移行している
と捉える方が自然です。
そのうえで、補助金を受け取れるかどうかの分かれ目になるのが
申請のタイミングです。
実際に昨年は、GX補助金の要件を満たした家づくりで契約したものの、
申請が集中し、予算枠が上限に達したことで補助金が受けられなかったケースが、
全国的に多く見られました。
これは特定の住宅会社だけで起きたことではなく、
補助金制度自体が「申請順・予算上限あり」という仕組みであることによるものです。
補助金は、
家の性能だけで確定するものではなく、
「どれだけ早く準備し、申請まで進められるか」で結果が分かれる制度
だという点は、あらかじめ理解しておく必要があります。
補助金を前提にした資金計画は注意が必要
補助金は家づくりを後押ししてくれる制度ではありますが、
「補助金がもらえること」を前提にした資金計画は、注意が必要です。
補助金は
- 申請順
- 予算上限
- 制度内容の変更
といった要素に左右されます。
そのため、
必ず受け取れるものとして資金計画を組んでしまうと、
万が一使えなかった場合に、計画そのものが崩れてしまう可能性があります。
だからこそ、補助金は
「使えたらプラス」くらいの位置づけで考え、
補助金がなくても無理のない資金計画を立てておくことが大切です。
住宅価格はなぜ下がりにくいのか
「景気が落ち着けば、家の価格も下がるのでは?」
そう考える方もいるかもしれません。
ただ、住宅価格が下がりにくい大きな理由のひとつが、
建築資材価格の継続的な上昇です。
▼ 建築資材価格の推移(全国)

※一般財団法人 建設物価調査会
「建設資材物価指数(全国)」より
このグラフを見ると分かる通り、
2021年以降、木材・金属・住宅設備などの建築資材価格は急激に上昇し、
その後も高止まり、もしくは緩やかな上昇傾向が続いています。
一度上がった資材や設備の定価が、
元の水準まで下がることは、現実的にはほとんどありません。
この資材価格の上昇は、そのまま住宅価格に影響します。
そのため、
「もう少し待てば安くなる」という状況は、現実的には考えにくい
のが今の住宅市場です。
参考資料
一般財団法人 建設物価調査会
建設資材物価指数(全国)
https://www.kensetu-bukka.or.jp/indexgraph/shizai.html?city=1&type=1&year=2016
私自身も「待つ予定」をやめました
実は私自身も、
「子どもが小学校に上がるタイミングで家を建てよう」と考え、
筑紫野市に土地だけを先に購入していました。
ですが実際に建築費用を整理していく中で、
「今建てる場合」と「2年後に建てる場合」とでは、
100万円単位で総額が変わる可能性が高いことが分かりました。
建築費は下がらず、
補助金は年々条件が変わり、
金利は上昇傾向。
それなら、
タイミングを前倒しした方が合理的だと判断しました。
これは特別な話ではなく、
今まさに多くの方が直面している現実だと思います。
じゃあ、いつ・何から始めればいい?
「今すぐ建てないといけない」という話ではありません。
いきなり契約する必要もありません。
ただ、
- 金利
- 補助金
- 土地
- 予算感
これらを整理するなら、
今のタイミングで一度動いておくことには大きな意味があります。
情報を整理しておくだけでも、
「自分たちにとって、いつ建てるのがベストなのか」が見えやすくなります。
福岡で家づくりを考え始めたら
福岡市周辺から福岡南部、筑後・八女エリアまで、
土地条件や家づくりの考え方はエリアによって大きく異なります。
エースホームでは、
土地探しからのご相談はもちろん、
金利・補助金・ご家族のライフプランを整理したうえで、
それぞれのお客様にとって、いつ動くのがベストなのかを一緒に考えています。
ノルマのある営業スタイルではなく、
無理に契約を迫るような営業は行っていません。
「今すぐ建てるかは分からないけれど、
一度状況を整理しておきたい」
そんな段階でも、どうぞ気軽にご相談ください。
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