相続した土地、このままで大丈夫?賃貸活用でできる相続対策

― 収益を得ながら、将来の相続に備える考え方 ―

相続した土地や空き家について、

  • 売ったほうがいいのかな?
  • このまま持っていて大丈夫?
  • そもそも、どう使えばいいの?

こんなふうに悩まれる方はとても多いです。

その中で、最近ご相談が増えているのが
「相続した土地に賃貸物件を建てて活用する」という考え方。

「賃貸って難しそう…」
「相続とどう関係あるの?」

そう感じる方も多いと思いますが、
実はこの方法、相続ととても相性のいい活用方法でもあります。


なぜ「賃貸物件を建てる」という選択肢が出てくるの?

相続した土地をそのまま持っていると、

  • 固定資産税だけがかかる
  • 収益は生まれない
  • 空き家の場合は管理や老朽化の心配がある
  • 「空き家を放置しにくい」時代になってきている

という状態になりがちです。

一方で、その土地に賃貸物件を建てると、

  • 家賃収入が入る
  • 土地を「使っている状態」になる
  • 将来の相続を見据えた対策ができる

と、土地の意味が大きく変わります。


相続した土地や空き家で悩む人は本当に多い

なお、
「相続した土地や空き家で、どんなことで困る人が多いのか」
「なぜ放置がリスクになるのか」
「どこに相談すればいいのか」

といった相続全体のお話については、
こちらの記事で詳しく解説しています。

▶︎ 相続した土地・空き家でお悩みの方へ|エースホームの相続支援について
https://acehome.net/news/news-973/


賃貸物件を建てると、なぜ相続対策になるの?

ポイントは大きく2つあります。


① 家賃収入という「お金の流れ」が生まれる

賃貸物件を建てる最大の特徴は、
毎月家賃収入が入ってくること。

  • 固定資産税や管理費を家賃でまかなえる
  • ローン完済後は安定した収入になる
  • 老後の生活費の足しにもなる

「ただ持っているだけの土地」から、
暮らしを支える資産に変わります。


② 相続税は“現金で払う”必要がある

意外と知られていませんが、
相続税は原則として現金で納める必要があります。

そのため、

  • 相続税を払うための現金が足りない
  • 結局、土地や建物を売らなければならない

というケースも少なくありません。

賃貸収入があれば、

相続税を払うための現金を
事前に少しずつ準備できる

というメリットがあります。


相続税の特例としてよく使われる

「小規模宅地等の特例」とは?

相続税の対策として、よく使われる制度のひとつに
「小規模宅地等の特例」があります。

これは簡単に言うと、

相続する土地の評価額を減らしたうえで、
相続税を計算できる制度

相続税は、土地の「評価額」をもとに計算されるため、
この評価額を下げられるかどうかで、
相続税の金額は大きく変わります。


この特例を使うと、どんな効果があるの?

条件を満たせば、

  • 一定の面積まで
  • 土地の評価額を大きく減らす

ことができます。

つまり、

相続税の負担を軽くできる
→ 現金の準備が楽になる

という節税効果が期待できます。


実は「自宅だけ」の特例ではありません

この特例は
「自宅の土地にしか使えない」と思われがちですが、
実は賃貸物件にも使える場合があります。

アパートや賃貸住宅、駐車場など
人に貸して収益を得ている土地は、

  • 「貸付事業用宅地等」として扱われ
  • 200㎡までの部分について
  • 土地の評価額を50%減額

できる可能性があります。

つまり、

賃貸物件として活用していれば
収益を得ながら
将来の相続税評価を抑えられる可能性がある

ということです。

※適用には条件があるため、必ず税理士による確認が必要です。


賃貸活用 × 相続の代表的な2つの考え方

パターン1

自分の代では賃貸として運用し、そのまま子どもに相続する

  • 生きている間は家賃収入を得る
  • 老後の安定収入になる
  • 収益を生む状態のまま相続できる

相続後も
「そのまま貸す」「売却する」など
選択肢を残しやすい方法です。


パターン2

建物を生前贈与し、家賃収入で相続税に備える

もう一歩踏み込んだ方法として、

  • 建物だけを子ども名義にする
  • 家賃収入を子ども側に積み上げる

という考え方もあります。

これにより、

  • 相続税の支払い準備がしやすくなる
  • 資産を売らずに相続しやすくなる
  • 子ども世帯の資産形成にもつながる

といったメリットがあります。


エースホームなら、建てたあとまで任せられます

賃貸活用は
建てて終わりではありません。

  • 入居募集
  • 家賃管理
  • 入居者対応
  • 修繕やリフォーム

長く付き合っていく必要があります。

エースホームでは、

  • 建築
  • 賃貸管理(不動産部)
  • 修繕・リフォーム

まで、同じ窓口で一括対応しています。

遠方にお住まいの方や、
賃貸が初めての方でも安心してご相談いただけます。


まとめ|「売るかどうか」の前に、選択肢を知ることが大切

相続した土地や空き家には、
ひとつの正解があるわけではありません。

だからこそ、

  • 売却
  • 賃貸活用
  • 建て替え

それぞれのメリット・デメリットを整理したうえで
判断することが大切です。

エースホームでは、
相続支援コンサルタントを中心に
士業と連携したワンストップサポートを行っています。

「まだ何も決まっていない」
そんな段階でも大丈夫です。

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    この記事を書いた人

    新居 希(あらい のぞみ) 新居 希(あらい のぞみ)

    元インテリアコーディネーター。現在は佐賀・福岡エリアの注文住宅工務店「エースホーム」で広報を担当。
    2025年にエースホームの営業である夫とともに注文住宅の自宅を建築・完成。
    二児の母としての暮らしの視点から、これからの住まいの考え方を発信している。

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