いま家づくりを考えている人が知っておきたい、お金の話💡
■ 住宅ローン減税ってどんな制度?🏡
住宅ローン減税とは、住宅ローンを借りてマイホームを建てたり購入したりした人の税金が安くなる仕組みのことです。
年末時点のローン残高に応じて、所得税や住民税が戻ってくる(軽減される)ため、家計への効果はかなり大きい制度なんです✨
現行の控除率は 0.7%、控除期間は 最大13年。
ローン残高が大きいほど控除額も大きくなる仕組みになっています。
■ 今の制度(〜2025年入居)の減税はどれくらい?💰
ここでは、ざっくりイメージしやすいように金額別で見てみます!
● 5,000万円借りた場合
35万円/年 × 13年 = 最大455万円の減税
● 4,000万円借りた場合
28万円/年 × 13年 = 最大364万円
● 3,000万円借りた場合
21万円/年 × 13年 = 最大273万円
家の性能や諸条件で多少変わりますが、
だいたい数百万円単位で“税金が軽くなる”制度というイメージでOKです👌
■ 2026年以降はどうなる?制度は5年延長の方向へ📈
まだ最終決定ではありませんが、国の動きとしては
住宅ローン減税を2030年末まで5年間延長する方向で調整されています。
あわせて、
- 40㎡台のコンパクト住宅も対象に
- 中古住宅の支援拡充
- 高性能住宅の優遇は引き続き重視
など、時代に合わせたアップデートが議論されています。
■ 正式発表はいつ?📅
例年どおりなら、
- 12月中旬〜下旬:与党税制改正大綱で制度内容が公表
- 翌年の国会で法案成立
- その後、詳細が順次発信される
という流れになる見込みです。
つまり、2026年の制度内容は2025年12月中にほぼ確定情報が出てくるイメージです。
■ 最近は「頭金を入れすぎない」が主流になりつつある理由💡
昔は
頭金をできるだけ入れて、短期間で返すのが正解!
と言われていました。
でも今は、この考えは“万人向けの正解ではない”んです。
理由は大きく3つ。
① 控除額は「ローン残高×0.7%」だから✨
頭金を入れすぎて残高を減らすと、
そもそも 減税額も減ってしまう んです。
13年間フルで恩恵を受けるには、ある程度残高があった方が有利というケースが多いです。
② 月々の負担を軽くして、NISAなどの投資に回せる📈
ローン金利より長期投資の利回りの方が高い可能性がある今の時代。
そのため、
- ローンは長め
- 月々は軽く
- 浮いたキャッシュをNISAへ
という“家計の最適化”がかなり主流になってきています。
③ 団信(団体信用生命保険)がめちゃくちゃ強いから🛡️
住宅ローンには、多くの銀行で
無料 or 極めて低金利で「団信」が付くのが一般的です。
団信とは、
もし返済者が死亡・高度障害などになった場合、ローン残高がゼロになる保険のこと。
今は
- がん
- 三大疾病
- 就業不能
などの特約が無料または低負担で付くケースも多いんです。
つまり、
- 頭金を入れて残高を減らす
→ 団信で守られる金額も減る - 長く借りて残高を多く持っておく
→ 万一の際、家族に“ローンなしの家”を残せる可能性が高い
これ、家族の安心という意味でもかなり大事な視点なんです。
■ 結論:いまは「減税×団信×投資」をセットで考える時代🌱
- ローンは長め
- 頭金は必要最小限
- 減税を13年フル活用
- 浮いた分をNISAなどで運用
- 団信で家族の“もしも”をカバーする
この組み合わせが、最近の住宅購入者の“スタンダード”になりつつあります。
■ だから、いつ建てるかがすごく大事📍
- 減税は2030年まで延長方向だけど、内容が今より有利になるとは限らない
- 性能要件は今後さらに厳しくなる可能性
- 建築費・土地価格が下がる見込みは薄い
- 減税の13年間は「早く住み始めた人ほど得」
迷っている間にも時間は進んでいくので、その分だけ減税を受けられる期間が短くなる可能性もあります💦
■ 注文住宅を考えるなら、今の戦略はこれ✨
- 住宅ローン減税の対象になる性能(断熱・省エネ)をしっかり満たす
- 高気密・高断熱の家は光熱費も削減できて一石二鳥
- 頭金は無理に入れなくてOK
- 月々を軽くして“投資との二刀流”で家計を強くする
- 団信を“家族の保険”として最大限活用
- 減税13年を早めにスタートしてメリット最大化
エースホームの家づくりは、高性能×デザイン×コスパのバランスを大切にしているので、
こういった資金戦略とも相性バッチリです🙌